カンボジアにおける母子保健・栄養・水衛生改善を支援、76万ドルの供与

日本政府は、カンボジアにおける母子保健・栄養・水衛生改善を支援するため、特定非営利活動法人「ワールド・ビジョン・ジャパン」が実施する事業に対して、760,341米ドルを供与する。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、今までカンボジア各州において地域開発を通した保健衛生、教育及び収入向上に関する活動に取り組んできた。「プレアビヒア州における母子保健・栄養・水衛生改善事業（第2年次）」である本年次においては、保健職員及び村落保健支援グループへの母子保健に関するトレーニング、母親支援グループへの母親と乳幼児の栄養に関するトレーニング及び給水システムの整備に取り組むほか、コミュニティ保健栄養基金の設立や地域清掃キャンペーンを新たに実施する予定である。この事業を通じて、子どもたちの健康・栄養状態が改善し、地域住民の皆様が安全な水を利用できることが改善されることが期待される。