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日本の防衛省・自衛隊は、カンボジアに対してPKO(施設)分野のオンライン教育を2月1日から5日にかけて実施した。
日本の防衛省・自衛隊は、自国が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援する「能力構築支援事業」を実施している。この支援事業は、ASEAN地域などにおいても行われており、カンボジアに対しては、2012年からPKO(施設)分野の支援を開始し、2017年からは、道路測量教官育成のため、測量技術に関する教育を段階的に行っている。
今回の教育は、その一環として、カンボジア国家平和維持・地雷処理爆発性戦争残存物除去センター(NPMEC)の測量教官候補者である将校5名が参加した。開催された場所は、京都府京都市内及びカンボジア王国プノンペン市内となる。参加要員は、防衛省防衛政策局参事官付2名、陸上自衛官5名となった。
今回実施された教育では、日本とカンボジアの間をテレビ会議システムで繋ぎ、陸上自衛官が測量技術に関する講義、製図実習、筆記試験などを行い、教官としての能力を向上した。