カンボジア政府は大学・高校生にリーダーシップに関する講義を実施

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画像:カンボジア商務省より引用
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カンボジア政府は、経済発展には若者への教育が必要不可欠と判断し、各種団体からの支援を受けて教育に力を入れている。近年では基礎教育だけでなくビジネスで必要となる高度な教育にも力を入れ始めており、カンボジア商務省は12月18日に約2,000人の大学・高校生に向けて「リーダーシップと思いやり(Leadership and Compassion)」の講義を実施した。

この講義は無料で実施されており、世界的な有名な人物を招いて学生の知見を広げるために実施されている。今回はスコット・ニーソン(Scott Neeson)氏が自分の体験を元とした講義を実施した。
スコット氏は20世紀フォックス・インターナショナル(20th Century Fox International)の代表を務めたことがあり、カンボジアの貧しい子供たちに幅広い医療・教育サービスを提供することを目的としたカンボジア児童基金を設立した人物である。この基金が設立された経緯は、スコット・ニーソン氏がアンコールワットへ観光するために立ち寄ったプノンペンで貧しい子供達を見た事により、この子供達を救うためには国の支援を待っていては遅く、自分が主体となって支援が行う必要があると判断したためである。

カンボジア商務省は今後も同様の講義を実施する予定であり、次回は1月28日にアセアンのコカコーラのマーケティング担当副社長を招いて講義を実施する予定である。

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