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航空自衛隊の航空幕僚監部は、航空自衛隊が保有する輸送機であるC-2によるカンボジア・アラブ首長国連邦・フランスに向けた国外運航訓練を、6月9日から26日にかけて実施することを発表した。
訓練を実施する目的は、欧州・中近東方面等における航空路及び地域特性を把握するとともに輸送機(C-2)運航要員の国外任務遂行能力の向上を図るためである。目的とする飛行場は、カンボジアのシェムリアップにあるシェムリアップ国際空港、アラブ首長国連邦のアブダビにあるアブダビ空軍基地、フランスのパリにあるル・ブルジェ空港、の3か所となる。参加する部隊は、航空支援集団の第3輸送航空隊、C-2×1機の約15名となる。
訓練する空自の部隊は、アブダビ空軍基地等においてアラブ首長国連邦空軍等と部隊間交流を実施するとともに、ル・ブルジェ空港においてパリ国際航空宇宙ショーに参加し、フランス空軍その他の参加国空軍等との部隊間交流を実施する。