日・ブルネイ外相会談、日本は産業多角化を支援

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画像提供:外務省
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日本の外務省は、APEC閣僚会議に出席するためペルーのリマに訪問している岸田文雄外務大臣が、ブルネイのリム・ジョクセン首相府大臣兼第二外務貿易大臣と日・ブルネイ外相会談を実施した事を発表した。

この外相会談で岸田外相は、日本政府はブルネイ政府との国交を強化する方針であり、日本とASEANとの関係を強化するという意味からも、ブルネイ政府と深く連携していきたい旨が述べられた。日本政府はブルネイ政府が推し進める産業多角化に協力する用意があり、来年度から実施する高度人材育成事業「イノベーティブ・アジア」に関する説明を実施した。ブルネイ政府は東日本大震災に関連して一部の輸入規制を継続していることからも、この輸入規制を早期に解除して貰うように要請した。

リム・ジョクセン大臣は、ブルネイ政府はアセアン加盟国における対日調整国を2018年まで務めている事もあり、日本政府との意見交換を行える事を楽しみにしているとの旨が述べられた。近年では国際的な原油価格が低迷しているため、この機会にブルネイ産業を多角化させる方針である事も明かされ、日本政府とはエネルギー協力に関しての話し合いを行いたい旨が述べられた。輸入規制措置に関しては、緩和を既に実施しているが、更なる緩和に関しては再度確認したうえで回答するとの旨が述べられた。

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