日ブルネイ親善訓練、ブルネイは日本と共通の課題を有すると

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画像提供:海上自衛隊
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海上自衛隊の海上幕僚監部は、第47次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「さざなみ」が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、ブルネイ海軍と日ブルネイ親善訓練を7月31日に実施したことを発表した。

この訓練の目的は、「海上自衛隊の戦術技量の向上」「ブルネイ海軍との友好親善及び相互理解の増進」となった。訓練海空域は、ムアラ沖周辺となった。参加する部隊は、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」、ブルネイ海軍の哨戒艦「ダルエーサン」となった。訓練項目は、通信訓練、戦術運動となった。

なお、7月30日から31日の間、護衛艦「さざなみ」は、ブルネイ・ダルサラーム国のムアラ港に寄港し、同国海軍将兵に対する艦艇公開等の各種交歓行事を実施した。同艦長の2等海佐は、「ブルネイ ダルサラーム国は、海洋の安定利用という観点で我が国と共通の課題を有しており、『自由で開かれたインド太平洋』を実現する上で重要なパートナーです。今回、一連の交歓行事や親善訓練を実施できたことを大変嬉しく感じるとともに、同国海軍との相互理解及び友好親善の深化を図ることができました。本艦は、帰国までの安全な航海を継続するのはもとより、与えられた任務を誠実に遂行して、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に寄与してまいります」との旨を述べた。

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