ブルネイは新型コロナ対策で国民等の海外渡航が禁止

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ブルネイ政府は、国内で新型のコロナウイルスに感染した人は、15日時点で50人となったことを発表した。

ブルネイ政府では、9日に国内で新型のコロナウイルスに感染した人を初めて確認したことを発表していた。初めて確認された感染者は、53歳の地元男性であり、3月3日に友人3人とクアラルンプールからブルネイに戻っており、トゥトン国立隔離センターで治療を受けて容態は安定していた。11日には新たに5人が、13日には新たに12人が感染していることが発表されていた。その後も感染者数は増加しており、15日時点では国内で50人となった。

この感染者数の増加を受けて、ブルネイ政府は事態は制御下にあるとしてパニックを起こさないよう呼びかけるとともに、握手などの接触を避けて不要不急の海外渡航や大規模集会を避けるとともに、ウエディングやスポーツのイベントを含む大規模集会が当面の間禁止されていた。15日は、ブルネイ人、永住者、外国人滞在者(グリーンカード保持者)の海外渡航が禁止となった。

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