南シナ海問題で孤立しているのは日本の方だ、中国外務省

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画像提供:中国外務省
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日本の稲田朋美防衛相が日本政府は南シナ海問題への関与を強めていくと発言した事に対して、中国外務省は、日本政府は南シナ海問題でASEAN周辺国を不用意に煽り立てているが孤立しているのは日本の方である、との見解を明らかにした。

中国外務省で19日に実施された定例記者会見の際に、記者から「日本の稲田朋美防衛相は、アメリカ軍が南シナ海において実施する軍事訓練に日本の自衛隊も参加し、他のアセアン加盟国との関係を強化していく、とアメリカのワシントンで表明しました。中国政府はどの様な見解を持っていますか?」との旨の質問が行われた。

この質問に対して中国外務省の報道官は「中国政府はASEAN加盟国と協議を進めており、平和的な解決に向けての行動を進めています。7月に実施した中国・ASEAN外相会談などにおいても、解決に向けての共同声明を発表しています。その一方で日本政府がどの様な事を行っていたかというと、負の宣伝キャンペーンを実施し、これらの平和的な活動を妨害しています。日本政府は国際社会の意見といいながら自国の独自の考えを持ち込んできており、日本政府は孤立している状態です。」と回答した。

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