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東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリー株式会社は、訪日外国人向けに販売しているインバウンドチケットのセット券を新たに販売するとともに外国人にも分かりやすい料金体系に変更した事を発表した。
東京スカイツリーでは、訪日外国人向けのサービスとしてインバウンドチケット「Fast Skytree Ticket」を昨年の2月19日から発売していた。このチケットでは、訪日外国人の利便性を高める事を目的として、当日券の購入待ち列に並ぶことなく天望デッキへ入場できることがウリとなっていた。
このチケットを更に発展させ、天望デッキと天望回廊に入場する事が可能となるセット券「Fast Skytree Combo ticket」が発売される事となった。また、従来のチケットでは料金体系が年齢別に4区分となっており、料金体系が分かりにくいなどとの声が挙がっていたため、料金体系を4区分から2区分に変更することとなった。
東京スカイツリーによると、東京スカイツリーに訪問する外国人の来場者比率は年々上昇している。2013年度は6.8%であったのが、2014年度は12.4%、2015年度は15.4%と年々上昇している。東京スカイツリーは開業以降から外国人の受け入れを積極的に実施していたが、今後も外国人観光客の受け入れを進めていく事を表明している。