日本はASEAN地域における緊急米備蓄を支援

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画像提供:外務省
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日本の外務省は、カンボジアで開催されたASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)第4回理事会に、日本政府からは農林水産省の政策統括官を代表とした一団が出席した事を発表した。

アセアン+3緊急米備蓄(APTERR)は、東南アジア地域において、大規模災害等の緊急事態に備えるために米を備蓄し、同時に食料安全保障の強化と貧困の撲滅を目的としている制度である。この制度はアセアン加盟国と日本、中国、韓国の3カ国の合計13カ国により運営されている。日本政府では特に農林水産省が中心となり、この制度の試験事業からの財政貢献を含めた関与を行ってきていたことからも、現在も引き続き支援している。

このASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)の第4回理事会がカンボジアのシェムリアップで開催され、日本政府からは、農林水産省の政策統括官を代表として在タイ大使館やASEAN日本政府代表部から関係者が出席した。今回の理事会では、事務局の人事と3年間の事業計画が承認された。また、日本政府の支援によるカンボジアとフィリピンにおける現物備蓄事業の実施報告が実施された。日本政府は、今年も協定に基づく義務的拠出を実施すること、現物備蓄事業を引き続き実施する事を表明した。第5回理事会は、2017年にインドネシアで開催される予定。

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