エレキギターをアジアに輸出する女川町震災復興事業を三菱商事は支援

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画像提供:三菱商事(ギター工房の外観)
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三菱商事株式会社は、女川町の震災復興を行うことを目的として、宮城県女川町の商店街にエレキギター工房を設立し、生産し国内およびに東南アジアに向けて販売を行う事業を支援することを発表した。

宮城県の女川町では、震災復興のために様々な新規事業を立案・立上げている。これらの新規事業のひとつとして、東北地方の木材・新金属パーツを使用し、宮城県気仙沼市で受け継がれている宮大工の伝統技術等を活用したエレキギターを製造・販売する事業を、株式会社セッショナブルが開始することとなった。この事業には、地元の新たな産業発展と雇用創出に貢献することを期待して、三菱商事の「公益財団法人 三菱商事復興支援財団」が出資することを決定したが、石巻信金と日本公庫石巻支店も協調融資もしくは出資を決定した。

セッショナブルでは、「GLIDE(Guitar Life Design)~エレキギターのある充実した生活のデザイン~」をコンセプトとして、宮城県女川町の商店街にエレキギター工房「GLIDE garage」を設立する。この工房では、生産するギターに共通するブランド名をQUEST(探究心)とKESTREL(ハヤブサ)を組み合わせた QUESTREL(クエストレル)と命名している。初年度には月間30本、3年後には月間100本以上の製造・販売を目指す。販売先としては、国内およびアジア諸国へ販売することを目標としている。

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