外務大臣政務官がフィリピンの日本人戦没者慰霊碑を訪問・献花

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画像提供:外務省
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日本の参議院議員であり外務大臣政務官である宇都隆史氏は、9月30日から10月2日の日程でフィリピンに訪問し、この滞在中にフィリピンの外務次官および国防次官と会談を行い、ラグナ州カリラヤにある日本人戦没者慰霊碑で献花を行ったことを外務省は発表した。

宇都外務大臣政務官は、ラファエル・セギス外務次官と9月30日、ホノリオ・アズクエッタ国防次官と10月1日に個別に会談を実施し、今年の6月にアキノ大統領が訪日した際に両国が同意した、防衛装備協力やマニラ首都圏インフラ支援などを引き続き実施し、日本・フィリピン間の「戦略的パートナーシップ」をより一層強固なものとすることなどが話し合われた。両次官との話し合いの中では、南シナ海において一方的な現状変更が行われている事への深刻な懸念を共有し、今後も法律に基づいた解決が行われるよう、引き続き両国は協力していくことで見解が一致した。また、フィリピン政府が日本の安保法案の制定を歓迎する旨を表明していることに対して、宇都政務官は感謝の意を伝えた。

宇都政務官は、10月1日にラグナ州カリラヤにある日本人戦没者慰霊碑を訪問し献花を行い、在留邦人の代表と懇談を実施した。また、フィリピンでの日本人戦没者の遺骨収集が2010年10月から中断しているため、この収集活動が早期に再開され円滑に実施されるよう、フィリピン政府への協力要請を行った。

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