福岡県は中国の環境行政官に国際環境人材育成研修、太陽光パネルリサイクル工場の視察等

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服部誠太郎知事の福岡県は、中国の江蘇省の環境行政官などを招へいして、国際環境人材育成研修を実施することが明らかになった。

福岡県では、平成18年度から、アジア諸地域から環境施策の中核を担う行政官を福岡県に招き、環境技術や政策等に関する研修を実施している。今回は、福岡県と友好提携を結んでいる中国(江蘇省)から計4名の行政官を招き、「国際環境人材育成研修」の中国向けコースを実施することとなった。

予定している研修参加者は、中国(江蘇省)の環境行政おいて中核的な役割を担う行政官4名、県内の大学・大学院に留学している外国人留学生1名となる。研修実施及び協力機関は、一般財団法人日本環境衛生センター 西日本支局、株式会社新菱、北九州市エコタウンセンター、公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター、福岡市立大池小学校、光和精鉱株式会社となる。

研修プログラムは、「福岡県の環境政策概論」「福岡県の産業廃棄物の監視・指導における行政実務」「中国・江蘇省の固形廃棄物環境管理と資源リサイクル」「太陽光パネルリサイクル工場の視察」「北九州エコタウンの視察」「リサイクル定着のための取組」「小学校における環境教育」「産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の資源循環」などとなる。

福岡県としては、研修参加者である行政官には、帰国後、福岡県で得た知識と経験を自国における環境課題の解決に活かしてもらうとともに、福岡県との環境交流の橋渡し役を担ってもらうことを期待している。

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