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石破政権は、スリランカにおける安全保障能力を強化することを支援するため、5億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。
日本の外務省の見解によると、スリランカは、アジアと中東・アフリカを結ぶインド洋におけるシーレーン上の戦略的に重要な場所に位置する国である。日本と「包括的パートナーシップ」の関係にあるスリランカとは、安全保障分野において多岐にわたる協力を行っているとしている。
今回は、9月29日、石破茂内閣総理大臣及びアヌラ・クマーラ・ディサナヤケ・スリランカ民主社会主義共和国大統領臨席の下、5億円を供与額とする令和7年度OSA(政府安全保障能力強化支援)案件に関する書簡の署名・交換を実施した。
この支援は、スリランカ海軍に対して警戒監視・災害対処用無人航空機(UAV)を供与するものとなり、スリランカの安全保障能力を強化し、地域の安定の維持・強化に貢献するとともに、日本とスリランカの安全保障関係の強化につながることが期待されるとしている。なお、供与されるUAVは、OSA(政府安全保障能力強化支援)により供与される他の資機材と原則として同様に、日本製となる予定である。