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駐日中華人民共和国特命全権大使である呉江浩大使は、9月19日から20日にかけて福岡県を訪問し服部誠太郎知事と会見を実施し、平和反戦活動家や経済界の代表と懇談し意見交換を実施していたことが明らかになった。
呉江浩駐日大使は、福岡県は中国との交流の歴史が長く、中国・江蘇省と友好関係を築いて以来、緊密な協力関係を構築し、長年にわたり中日の民間友好と地方交流の深化に積極的に貢献しており、新時代においても、福岡県が引き続き対中友好の伝統を発揚し、経済・貿易、教育、環境保護、保健・医療などの分野で中国との交流と協力を積極的に拡大し、中日戦略的互恵関係の全面的推進に積極的な役割を果たすことを希望しているとの旨を述べた。
日本側からは、福岡県は中国と地理的に隣接し、歴史的にも近い関係にあり、長年にわたり対中交流に尽力しており、特に経済・貿易、文化、スポーツ、青少年などの分野で大きな成果を上げており、今後は中国側と若者交流、人材育成、「ワンヘルス」国際協力を強化し、日中関係の発展、民間理解の深化、世界平和と進歩に貢献していきたいとの旨が述べられた。
なお、呉大使一行は第3回「チャイナフェスティバル in 九州 国慶文化デー」の開幕式にも出席し、九州国立博物館の富田淳館長と両国の文化交流強化について意見を交換した。