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石破首相は、パナマ共和国の大統領が来日したことにより日・パナマ首脳会談などを開催し、パナマ外務大臣らはパナマ人に対するビザ免除の拡大などの進展を図っていくと発表していたが、日本政府側は発表していないことが明らかになった。
ムリーノ・パナマ共和国大統領夫妻は、9月2日から7日の予定で、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナル・デー行事に参加するために来日していた。石破首相は、この機会をいかして、日・パナマ首脳会談及びワーキング・ランチを9月5日に開催していた。首脳会談では、日本とパナマは、パナマ運河の機能強化に向けた連携や経済関係の強化、政治・経済対話の再活性化等、二国間関係の更なる強化で一致していた。
なお、パナマ外務大臣は、自身のXで『ホセ・ラウル・ムリーノ大統領の日本訪問により、全日空(ANA)との間でパナマと日本を結ぶ直行便の開設が間近に迫っていることを発表できることを嬉しく思います。これにより、アジアとの接続性が強化され、我々の戦略的立場がさらに強化されます。さらに、日本当局とともに、パナマ人に対するビザ免除の拡大や、運河の安全、貿易、投資といった重要課題について進展を図り、両国間の友好と協力の絆をさらに深めていきます』との旨を述べている。