岩屋外相はキルギス人の留学支援に約4億円の無償資金協力、医療向上に5億円支援

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画像提供:外務省
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岩屋大臣の外務省は、キルギス共和国における医療サービスの向上と人材育成を支援するため、2件の総額8.99億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。

日本の外務省の見解によると、キルギスの地方、特に農村部の医療施設は、医療機材の不足や老朽化により、適切な検査や治療を適時に提供することが困難な状況にあるとしている。そのため、医療コンテナを2台供与するため、供与額が5億円となる「経済社会開発計画」を実施することを決定した。この協力は、CTスキャンやX線機材などの医療機材を搭載し巡回医療が可能な医療コンテナ2台を供与することで、地方在住の方々の医療サービスへのアクセス強化を図るものとなる。

また、日本の外務省の見解によると、キルギスでは行政改革を含む様々な取組が進められており、こうした取組を円滑かつ確実に実施していくためには、制度の構築・改善に向けた若手行政官等の行政能力の更なる向上及び人材育成が急務になっているとしている。そのため、若手行政官などの留学を支援するため、供与限度額が3億9,900万円となる「人材育成奨学計画」を実施することを決定した。この協力は、キルギス政府の中枢において政策決定に携わることが期待される若手行政官などを対象として、同国における優先開発課題分野での知識の習得のため日本の大学院に留学し、学位(修士・博士)を取得することを支援するものとなる。

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