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財務省は、中国・ベトナムなどの国から日本に対して送られた物品において、偽ブランド品などの知的財産侵害物品が33,019件あり、過去最高となったことを発表した。
財務省では、令和6年の全国の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況をまとめた。その結果、輸入差止件数は、33,019件となり、前年と比べて4.3%増加し、公表を開始した昭和62年以来、過去最多を更新した。輸入差止点数は、1,297,113点となり、前年と比べて22.8%増加した。
仕出国(地域)別の輸入差止件数では、中国が全体の80.6%を占める26,604件で最多となり、続いてベトナムが9.7%を占める3,215件、マレーシアが3.0%を占める979件となっており、韓国785件、香港520件、シンガポール216件、タイ164件、フィリピン147件、インドネシア56件、米国51件となっていた。