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スリランカ民主社会主義共和国は、日本政府から廃棄物管理インフラ改善のために3億円の無償資金協力を受けたとともに、アヌラ・クマーラ・ディサナヤケ大統領が生稲晃子(佐山晃子)外務大臣政務官からの表敬を受けたことを発表した。
スリランカ政府によると、日本政府が実施する無償資金協力は、スリランカ西部、北部、東部の各州の地方自治体当局の廃棄物管理能力を強化するため、28台のゴミ圧縮機を調達する資金として活用され、国の廃棄物輸送能力を強化することとなる。車両の割り当ては、西部州がトラック14台、東部州がトラック8台、北部州がトラック6台となる。
表敬を実施した佐山外務政務官は、現在のスリランカ政府の腐敗防止への取り組みが、スリランカへの投資に対する世界的なアピールを引き寄せており、日本政府は引き続きスリランカを支援する意向であるとした。
ディサナヤケ大統領からは、日本政府の継続的な協力に感謝の意を表し、両国間の長年にわたる友好関係を強調する旨が述べられた。また、日本政府は多数のスリランカ人に雇用の機会を提供してくれたことに感謝の意を表明し、こうした機会を発展させるためのさらなる援助を提供するよう要請した。さらに、スリランカの公共交通システムを改善するプロジェクトを実施するための日本の支援を要請した。