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日本政府とモンゴル政府は、日・モンゴル防衛装備品・技術移転協定を1月22日に発効した。
この協定は、日本政府とモンゴル政府間において、国際の平和及び安全に寄与するための事業などの実施のため、移転される防衛装備品及び技術の取扱いに関する法的枠組みを設定するものとなる。具体的には、個別の移転について決定する手続を定めるとともに、移転される防衛装備品及び技術の適正な使用などについて定めている。
この協定の締結により、日本とモンゴル間で移転される防衛装備品及び技術について、第三国移転や目的外使用に係る適正な管理が確保され、日本とモンゴル間間のより緊密な防衛装備協力、及び我が国の防衛産業の生産・技術基盤の維持・向上に寄与するとともに、日本の安全保障に資することが期待される。
なお、在モンゴル日本国大使館によると、この協定は、2022年に策定された「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップのための日本とモンゴルの行動計画」に記載のある防衛装備技術移転を実現させるとともに、防衛分野の協力・交流を更に発展させるために非常に重要なものであるとしている。