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阿部知事の長野県は、バングラデシュなどの海外IT人材の活用を推進するため、海外ITエンジニアとのオンライン交流会を12月9日から13日にかけて開催する。
長野県の産業労働部の産業立地・IT振興課のITバレー推進係によると、今年度の長野県では、経済成長が著しく豊富なIT人材を有するバングラデシュに注目し、セミナーなどを実施している。
今回は、現地エンジニアの様子やスキルなどを実感してもらうためのオンライン交流会を開催することとなった。交流相手は、バングラデシュのIT人材を対象とした日本就職支援の研修プログラム「B-JET(ビージェット)」の受講生となる。なお、「B-JET」とは、2017年に国際協力機構(JICA)が開始した研修プログラムとなり、現在は大学と民間企業が事業を承継し運営している。
予定している主なプログラムは、「B-JET生、参加事業者の自己紹介」「B-JET生による開発経験紹介」「バングラデシュの紹介」「質疑応答」となる。参加対象者は、「社内のIT人材不足をどうにかしたい者」「海外ITエンジニアってどんな感じなのか知りたい者」「現地人材が日本語をどのくらい話せるか知りたい者」などとなる。開催方式は、オンライン(zoomミーティング)となる。参加費は、無料となる。今回の交流会に関する問合せ先は、一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム(令和6年度海外IT人材獲得支援セミナー等運営業務受託事業者)となる。
なお、長野県では、11月13日にも、「海外IT人材活用のポテンシャル:バングラデシュ政変後のビジネスチャンスとリスク」を実施していた。