海保とJICAはカンボジア・フィリピン等に別府港で港湾測量実習

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画像提供:海上保安庁(過去の実習の様子)
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海上保安庁および国際協力機構(JICA)は、カンボジア、インドネシア、フィリピン、ベトナム1名、シンガポールの者などに対して、JICA 研修員が別府港で港湾測量実習を実施することを発表した。

海上保安庁では、開発途上国で水路測量に従事する技術者を対象とした海図作製能力向上のための研修を7月16日から12月21日にかけて開催していた。この研修には、カンボジア1名、インドネシア2名、マダガスカル2名、モザンビーク1名、フィリピン1名、ベトナム1名、シンガポール1名の者が参加する予定となっている。

今回は、11月11日から12月6日までの約1か月間、JICA 課題別研修「海図作製技術コース」の一環として、インド太平洋地域 7 ヵ国から来日している 9 名の研修員が、大分県別府港において港湾測量実習等を実施することとなった。研修員は、港湾測量実習において、水深測量だけでなく、海図を作製するうえで必要となる海岸の形状や灯台の位置などの情報を把握するため、様々な測量に取り組む。また、この実習を通して、開講以来4ヵ月間の講義で学んだ海図作製のための理論を実際に実践し、必要な技術の習得を図る。さらには、実習期間中に、別府市及び大分海上保安部の表敬訪問を実施する予定である。

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