NHKが上川外相の発言を改変報道、中国軍事費の『増加』を『維持』と改変

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上川外務大臣は、中国の核戦力の増加を念頭に、中国は国防費を継続的に『高い水準で増加』させていると述べたが、NHKではこの発言を改変し、『高い水準で維持』と報じていることが明らかになった。

6月18日に実施された上川外務大臣会見の際に、記者から「中国の核戦力について伺います。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所は、17日、1月時点で中国が保有する核弾頭数が、昨年同月から90発増えて、推計500発となったと発表しました。中国は自衛のための核戦略を取っていると主張していますが、日本政府としても、同様の認識でしょうか」との旨の質問が行われた。

この質問に対して、上川外務大臣は「民間シンクタンクの発表内容や、中国政府関係者の発言の逐一につきまして、お答えをすることにつきましては、差し控えさせていただきたいと思います。その上で、中国は、国防費を継続的に高い水準で増加させております。また、十分な透明性を欠いたまま、核・ミサイル戦力を含みます軍事力を、広範かつ急速に増強している状況であります。我が国と国際社会の大変深刻な懸念事項であると考えておりまして、今後も強い関心を持って、注視していく必要があるというふうに考えております」との旨を述べた。

なお、NHKの2024年6月18日 19時08分時点の【上川外相 “中国の軍事活動拡大は深刻な懸念 関心持って注視”】のニュースによると、『中国は国防費を継続的に高い水準で増加』の発言を、『中国は国防費を継続的に高い水準で維持』と改変して報じている。

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