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6月20日告示、7月7日投開票となる東京都知事選が迫っているが、中国メディアらも都知事に注目しており、初の中華系議員である蓮舫議員が都知事選に出馬すると報じている。
中国では、香港メディアの鳳凰新聞や、中国共産党中央委員会の官営機関紙の人民日報の傘下の環球時報などが、立憲民主党の蓮舫議員のことを中国系議員もしくは中華系議員と称している。また、蓮舫議員も、中国政府が厳しく管理・統制しているweiboにて、自身のアカウントを設立している。
この蓮舫議員が都知事選に出馬する意向を示したことから、中国メディアも動向を報じることとなった。中国メディアらの分析では、蓮舫議員は、日本国籍を取得しており、北京大学にも留学しており、有能な人物で知られているため、都知事選では期待できるのではないかとしている。
なお、アジア通信社の社長によると、日本の国会議員事務所で蓮舫氏にインタビューした際に、北京大学で学びたいと思った理由を質問したところ、蓮舫氏は「テレビ局を辞めることにして、自分の居場所を見つけたいと思いました。まず、自分のルーツを見つけたいと思い、中国を選び、北京大学中国語センターに留学することにしました」との旨を答えたとしている。