維新の大阪府は映画「東京クルド」の上映会、日本は差別的な仕打ち、文化庁は助成金投入

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日本維新の会共同代表である吉村知事の大阪府は、地域の国際化人材養成講座「多文化共生のまちづくり~難民について知ろう~」として、映画「東京クルド」の上映会などを7月21日に開催する。

(公財)大阪国際交流センター 地域の国際化人材養成講座によると、この講座は、トルコでの迫害を逃れ来日したクルド人青年のドキュメンタリー映画「東京クルド」の上映・監督の講演(Zoom)と、日本生まれの国際NGOであるAAR Japan(難民を助ける会)の活動についての講演を通して、難民の置かれている状況や課題について学ぶものとなる。また、会場にはウクライナ、ロヒンギャ難民の写真(AAR撮影・提供)も展示する。難民も含めた外国人住民とともに、同じ地域に暮らす住民として参加者自身ができることを考え、理解を深めようとも呼び掛けている。

予定しているスケジュールは、第1部 講演「難民支援の現場~ウクライナ危機を中心に」AAR Japan(難民を助ける会)、第2部 映画「東京クルド」上映、映画アフタートーク「作品に対する思い、制作のきっかけ・エピソード等」となる。定員は80名、参加費は無料となる。

なお、この映画は、日本クルド文化協会が協力しており、文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)と独立行政法人日本芸術文化振興会の助成を受けている。映画のイントロダクションは『2021年5月、入管の収容者に対する非人道的な行為や環境を問題視する世論の高まりを背景に、入管法改正案は事実上の廃案となった。しかし、本作に登場する人々が置かれている過酷な状況は何も変わらない—。「難民条約」を批准しながら難民認定率が1%にも満たない日本。救いを求める人びとに対する差別的な仕打ち。希望を奪っているのは誰か?救えるのは誰か?』などとなっている。

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