日本はブータンの橋梁架替えと人材育成を支援、18億円の無償資金協力

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日本政府は、ブータン王国における橋梁架け替え計画と人材育成を支援するため、2件の総額18.38億円となる無償資金協力を実施することを決定した。

橋梁架け替え計画の支援は、「モンガル県における主要国道一号線橋梁架け替え計画」として、供与限度額が16.34億円として実施される。この計画では、ブータンは国土の大部分が山岳地帯であり、道路が最も重要な交通・輸送手段となっているため、日本の技術を活用して、2橋梁の架け替えを行うものとなる。この協力により、幹線道路の利便性・持続性の向上、物流・人の移動の円滑化、医療へのアクセス等の改善が図られ、ブータンの持続的な経済成長に寄与することが期待される。

人材育成の支援は、「人材育成奨学計画」として、供与限度額が2.04億円として実施される。この計画では、ブータンの若手行政官等が、日本で学位(修士または博士)を取得するために必要な学費等を供与するものとなる。この計画により、令和7年度に、最大で修士課程9名及び博士課程1名のブータンの行政官等が、日本の大学院に留学することとなる。

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