LINE ヤフー株式会社 代表取締役会長の川邊健太郎氏は、岸田総理を高く評価するとともに、自社は経済産業省のリスキリング関連補助金事業に採択されているにも関わらず、岸田総理にリスキリングプログラムと受講者の増大を一刻も早く行うように提言している。
LINE ヤフー株式会社 代表取締役会長の川邊健太郎氏は、第24回新しい資本主義実現会議に提出された資料によると、【現在、日本経済は極めて好調と言えます。日経平均株価も史上最高額を更新し、今年も賃上げは上昇基調、インフレは欧米ほどにはならないものの、企業のマークアップ率は上昇しています。これらの大半は、この 2 年半の間、新しい資本主義実現会議で議論、実行されてきたことです。岸田総理には、この真実をさらにもっと国民に説明してもらいたいと思います。もちろん、我々委員からも発信していくようにします】との旨の意見を述べている。
その後に【ジョブ型雇用に移行しきれない人材に対しては、政府によるリスキリング補助をより活用すべきです。小耳にはさんだところでは、この補助金の未消化率が高いそうです。プログラミングの基礎知識さえあれば、実際のプログラミングを生成 AI に任せることができる世界がすぐそこまで来ています。そのような状況に合わせたリスキリングプログラムと受講者の増大を一刻も早く行いましょう】との旨の意見を述べている。
なお、JAPANやLINEを運営するLINEヤフーと、受講実績3万人を超えるプログラミングスクール「テックアカデミー」を運営するキラメックスでは、合同でオンラインスクール『LINEヤフーテックアカデミー』を設立している。この『LINEヤフーテックアカデミー』のコースは、経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の事業に採択されている。