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日本政府は、中央アメリカのホンジュラス共和国に対して、133.9億円の円借款と28.63億円の無償資金協力を実施する。
円借款は、「持続可能な開発に向けた透明性及び健全性向上プログラム・ローン」は、供与限度額133.9億円として実施される。この協力は、透明性及び健全性向上に係る政策を設定し、ホンジュラスがそれを達成することで資金供与を行い、困難な財政状況にある同国政府の資金ニーズを埋め、政府の不正腐敗防止とガバナンス強化による透明性、健全性の向上を図ることによって、同国の政治・社会の安定につなげるものとなる。
無償資金協力は、「国道六号線橋梁建設計画」として、供与限度額が28.63億円として実施される。この協力は、首都テグシガルパと隣国ニカラグアとを結ぶ主要国際幹線道路である国道六号線の地すべり箇所において、橋梁を建設することにより、自然災害への脆弱性の低減による安全かつ円滑な物流網の整備を図り、同国の社会経済基盤強化に寄与するものとなる。