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長崎県の生涯学習課は、「東南アジア青年の船」事業に参加しているASEANなどの青年が、県への表敬訪問などを実施することを発表した。
「東南アジア青年の船」事業は、日本及び東南アジア諸国連合(ASEAN)の青年が、オンライン交流と対面交流による各種の交流活動を行うことにより、青年相互の友好と理解の促進、青年の国際的視野の拡大、国際協調精神のかん養及び国際協力における実践力の向上を図り、もって国際化の進展する社会の各分野で指導性を発揮することができる次世代リーダーを育成することを目的とする内閣府主催の事業である。
今回は、この事業の地方プログラムの受入県である長崎県に、青年らの表敬訪問が12月1日に実施されることとなった。訪問する者は、外国参加青年20人と日本参加青年4人の24人となり、内閣府職員など4人、長崎県青年国際交流機構職員1人も同行する。なお、参加国はブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、日本となる。
この一団では、テーマを「日本 ASEAN 友好協力 50 周年を迎えた新たな協力の時代に、青年ができること」として、SDGs を内容とした「質の高い教育」「ジェンダー平等、女性活躍の推進」「経済成長と住み続けられるまちづくり」「エネルギー、気候変動対策、循環型社会」「健康とウエルビーイング」の5つのテーマでディスカッションを実施する。長崎では、『有識者によるレクチャー「長崎の歴史(仮題)」』『長崎原爆資料館見学 (ローカルユースとグループで)』『平和祈念像前で写真撮影(全員で)』『原爆落下中心地公園・平和公園 散策(グループで)』などが実施される。