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5月21・22日の日程で東京都内で開催されている第21回国際交流会議「アジアの未来」に参加するために、タイのプリディヤトーン(Pridiyathorn Devakula)副首相、ベトナムのニン(Vu Van Ninh)副首相、インドネシアのカッラ(Muhammad Jusuf Kalla)副大統領はそれぞれ日本を訪問している。日本の外務省は、これらの3者から個別に安倍総理大臣への表敬訪問を受けたことを発表した。
この発表によると、タイ副首相からは、自国の経済発展における日本企業の長年に亘る貢献について感謝の意が示され、今後は鉄道およびダウェー開発において更なる日本企業への期待が表された。また、日本側から投資を期待する分野としては、医療・飛行機部品などの新産業分野へ期待している旨が述べられた。
ベトナム副首相からは、日本経済が回復しつつあることに対して祝意が述べられた。今後は、「広範な戦略的パートナーシップ」の関係を更に強化したい旨が伝えられた。また、今までの日本からのODA支援に対して謝意が伝えられると共に、日本側から投資を期待する分野としては、農業分野であることが述べられた。
インドネシア副大統領からは、安倍総理大臣がアジア・アフリカ会議60周年記念会議への出席したことに感謝の意が示された。日本側から投資を期待する分野としては、港湾・高速鉄道などのインフラ整備であることが伝えられた。