熊谷俊人知事の千葉県は、「(仮称)千葉県多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の形成の推進に関する条例」の骨子案に関する意見の提出状況を公表した。
この骨子案に関する意見募集期間は、9月1日から10月2日となった。意見提出者数は669人(県外を含む)となり、提出意見数は1,279件となった。提出された意見に対しては、千葉県の考えを表明している。
『条例を制定すると、日本の伝統や文化などが否定されるのではないか』との質問に対して、千葉県は「本県独自の食文化や地域の祭り、歴史的な街並みなどは、大切な財産であり、この条例によって、これらの存在を否定しようとするものではありません。先人の方々が築かれた、これらの財産を将来世代にしっかりと引き継いでいくとともに、今後の千葉県づくりに活用していきます」としている。
『条例を制定すると、国籍や文化的背景の違いに起因する様々な問題やトラブルが生じるのではないか』との質問に対して、「外国人や外国の文化を尊重することは、ゴミの放置や騒音などの迷惑行為や違法行為までも受け入れることではありません。県では、国に対して外国人の受入れに関する適切な仕組みづくり等を求めるとともに、外国人が日本の生活習慣や地域のルール等を理解したうえで、社会の一員として共に暮らせるよう地域日本語教室の開催など多文化共生施策を進めています」としている。
『条例を制定すると、女性を自称する男性が、女子トイレや更衣室、公衆浴場などを使用し、女性が危険にさらされるのではないか』との質問に対して、「自己の性別に関する認識を偽ることにより、女性を危険にさらすようなことは決して許されることではありません。県民の安全・安心な暮らしを実現することは県政運営の土台であり、この条例は県民の安全・安心な暮らしに影響が及ぶような事案を助長するものではありません」としている。
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