日本はネパールの医療サービス強化を支援、32億円の無償資金協力

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日本政府は、ネパールにおける医療サービス強化を支援するため、32億9,600万円の無償資金協力を実施する。

日本の外務省の見解によると、ネパール政府は自国の脆弱な保健医療体制の改善に向け、すべての国民に対する質の高い医療サービスの提供を政策目標に掲げていた。そのため、日本政府は、長年にわたりネパールの保健医療分野への協力を行っていた。

今回は新たに、カトマンズの郊外に位置し、同国最大の第三次医療施設の一つとして広域医療の拠点となっているドゥリケル病院において、外傷・救急センターの建設及び関連機材を整備する支援を実施するため、32億9,600万円を供与限度額とする無償資金協力「ドゥリケル病院外傷・救急センター整備計画」を実施することを決定した。

この支援が実施されることにより、同国内で増加する交通事故による負傷者や脳卒中、心臓病等の非感染性疾患を始めとする外傷・救急患者に対する医療サービスの強化を図り、ネパールの保健医療サービスの質が向上することが期待される。

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