このページの所要時間: 約 0分53秒
中国政府とドイツ政府は、ハイレベル経済財政金融対話を10月1日に開催したことを発表した。
中国政府とドイツ政府では、両国間における協力を協議する場として、ハイレベル経済財政金融対話の枠組みを設けており、今回は、第3回目となる対話がドイツのフランクフルトで実施されることとなった。
対話後、両国は共同声明を発表し、財政金融分野においては、25項目の協力について合意した。共同声明によると、両国は一定条件を満たした金融機関が相手国の市場に投資を行い、事業を拡大することを推奨する。また、一定条件を満たした事業者がパンダ債の発行、人民元債権への投資、人民元債権を担保としての使用などを含めた、中国の銀行間市場への積極的な参加を歓迎する。さらには、両国は金融インフラの相互接続を推進するとともに、金融インフラと金融機関の協力を歓迎するとしている。
中国政府は、ドイツ政府との間でこの対話を設けていることは、中国政府とドイツ政府のみならず、ヨーロッパ全体にとっても大きな意義があるとしている。