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大阪府の教育庁は、「OSAKA多文化共生フォーラム」を7月15日に開催する。
このフォーラムは、府内の日本語指導が必要な中学生そして高校生の集いとなり、多様な国の文化を大切にする活動を知ったり、ロールモデルとなる高校生の話や高校生活に関する情報を聞いたりして、アイデンティティを育むとともに自尊感情を高め、進路選択に向けた展望を持てるようになることを目的としており、参加する中学生が「同じルーツの仲間と出会えた」「こんな先輩のようになりたい」と思えるような機会にしていきたいと考えているものとなる。
予定しているプログラムは、【第1部】「国際クラブ等活動紹介動画(放課後等に母語や母文化を学んでいる活動を紹介する動画をみんなで観ます)」、「高校に進学した先輩の話(外国から日本に来て、小中学校で勉強してきた高校生の体験談を聞きます)」、「高校生への質問コーナー(言語ごとにグループになって、高校生にどんなことでも質問できる時間です)」、【第2部】「個別進路相談(希望する高校のことや高校入学のための試験について、個別に相談できる時間です)」となる。参加者は、府内の日本語指導が必要な中学生などの約90名、府立高校生の約30名となる。