日本は卵不足でブラジルから卵輸入へ、生食は不可

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野村農林水産大臣は、国内で卵が不足している現状ではあるが、ブラジルから日本国内に殻付きの卵が輸入される見込みであることを明らかにした。

3月31日に実施された農林水産大臣記者会見の際に、記者から「消費者向けのパック卵について、大手スーパーの中では、売り場に1家族1パックまでという購入制限を設けたりとか、当面の間特売はありませんといった張り紙をしたりという対応も出てきています。今の卵の流通状況に対する受け止めをお願いします」との旨の質問が行われた。

この質問に対して野村大臣は、「国内になければ、輸入でもいいではないかということで、近々にブラジルから輸入の卵、殻付きが船で入ってくるという動きもあります。ブラジルは全く鳥インフルエンザが発生していませんので、ブラジルからの輸入はストップされないので、日本として受け入れやすいということです。どこの企業か分かりませんけれども、発注して第1便が届くのではないかという話もあるところです。輸入には1か月から1か月半かかるそうですが、冷凍に近いような温度で管理をして、輸入して来れば生卵としては食べられないけれども、加工用とか他のものに調理するという利用はできるのではないかということです。輸入がブラジルからできるということを聞いたもので、ちょっとほっとしているところです」との旨を述べた。

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