農水省は酪農家支援で外国人旅行者等に牛乳提供へ

スポンサーリンク




画像提供:農林水産省
このページの所要時間: 17

野村農林水産大臣は、酪農分野における生乳需給が厳しくなるとともに配合飼料・輸入粗飼料など生産資材価格が高騰している現状に対して、対策として外国人旅行者などを対象として牛乳を提供する取り組みを実施する方針であることを明らかにした。

3月17日に実施された農林水産大臣記者会見の際に、記者から「酪農対策として、外国人旅行者や子供食堂を対象にした牛乳乳製品の消費を緊急的に拡大する取組も提言されていますが、この部分についての対応方針を教えてください」との旨の質問が行われた。

この質問に対して大臣は「春休みが来ますと学校(が休みで)給食で牛乳が出ないこともありまして、現在でも需給が緩んでいるわけですから、なおさら(ギャップが)拡大していくことになります。酪農家の皆さん方に御心配をかけるということで、これも物価・賃金・生活総合対策本部において、総理の指示で何とか検討してくれということでしたので、訪日外国人旅行者や子供食堂等を対象とする新たな消費拡大対策を講じたいと(考えています)。外国人に対して、空港かどこか分かりませんが牛乳を提供していく、子供食堂に対しては、対象が分かっていますので、ここにも牛乳を提供していくというように、国としても消費拡大の対策を今検討しているということです」との旨の回答を実施した。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ , , ,

アセアン関連ニュース