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小池百合子氏が知事を務める東京都は、明治学院大学の教授やベトナムから来日した者などが講師を務める『在住外国人の安全・安心について考える情報連絡会』を2月17日に開催する。
東京都では、在住外国人やその子供を対象にした安全啓発や見守り活動を実施している。今回は、外国人が都内で犯罪やトラブルに巻き込まれずに安全・安心に生活するために支援者が知っておきたいことや、地域で活躍する外国人の取組を紹介する講演と、参加者の情報交換の場となる交流会が開催されることとなった。
予定しているプログラムは、第1部:基調講演『「外国人にとって暮らしやすいまち」について考えよう ー在日ネパール人の事例よりー』、第2部:講演『地域活動参加について 在住外国人からの目線』、第3部:『交流会』となる。対象となるのは、区市町村職員、インターナショナルスクールや外国人支援を行うNPO団体の関係者の者などとなる。
第1部:基調講演『「外国人にとって暮らしやすいまち」について考えよう ー在日ネパール人の事例よりー』の講師は、明治学院大学 国際学部 教授が務める。この講師の経歴は、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了、博士(社会科学)、1990 年代半ばより断続的にネパールで調査を実施している者となる。
第2部:講演『地域活動参加について 在住外国人からの目線』の講師は、株式会社グローバルトラストネットワークス(GTN)部長が務める。この講師の経歴は、ベトナム国籍、2003年来日、在日20年、2015年に株式会社GTNに入社、現在は外国人の住まいをサポートし、子供会役員や PTA 活動、町内会班長等を歴任し、地域の活動に積極的に参加している者となる。