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愛知県は、多文化共生に関する理解の促進と、日本人県民と外国人県民との国籍や民族などの違いを超えた交流の推進に向け、「愛知県多文化共生推進功労者表彰」の受賞者を決定した。
愛知県の見解によると、県内には全国で2番目に多い28万人を超える外国人が暮らしており、近年では永住化が進んでいるため、日本人県民と外国人県民が、これまで以上に国籍や民族などの違いを超えて相互に理解を深め、共に地域づくりを推進していくことが必要であるとしている。そのため、多文化共生に関する理解の促進と日本人県民と外国人県民との交流の推進に向け、普及啓発活動を集中的に実施している。
今回は、この取組の一環として、多年にわたり多文化共生社会づくりに取り組んできた個人又は団体をたたえる「愛知県多文化共生推進功労者表彰」の受賞者を決定した。
団体の部では『長久手市国際交流協会』と『新城市国際交流協会』が受賞した。
『長久手市国際交流協会』を推薦した団体は、長久手市となる。主な功労は、【市内の公益施設を活用して、外国人が気軽に立ち寄れる場づくりに取り組み、日本人、外国人がともに活躍できる事業を展開している。また、大学や子育て支援団体等の地域の様々な主体と連携したイベントを実施し、地域の多文化共生の啓発等に寄与している】としている。
『新城市国際交流協会』を推薦した団体は、新城市国際交流協会となる。主な功労は、【「つながる」や「知る・学ぶ」など4つのテーマに沿って様々な事業を展開し、国や文化の違いを超えた交流の場を提供し、相互理解を促進している。防災イベントや教育相談会、日本語教室の実施など地域のニーズに柔軟に対応しながら長年にわたり地域の多文化共生の推進に貢献している】としている。