静岡県は郵便局を多文化共生の拠点へ、外国人等のため簡易日本語を普及

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静岡県は、日本人が3世紀から主言語として使用している日本語ではなく外国人などにもわかるように配慮して簡易にした日本語「やさしい日本語」を普及させるため、全国初の取り組みとして、日本郵便(株)東海支社と連携し、郵便局を新たな多文化共生の拠点することを発表した。

静岡県では、「言葉の壁のない静岡県」の実現に向けて、「やさしい日本語」の普及に取り組んでいる。静岡県の見解によると、「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮した分かりやすい日本語であり、外国人、子ども、高齢者や障がいのある人など、様々な人に伝わりやすい表現方法であるとしている。

この取り組みをさらに発展させるため、日本郵便株式会社東海支社と連携し、東海エリア内(静岡県・岐阜県・愛知県・三重県)郵便局窓口での「やさしい日本語」の活用に取り組むこととなった。

この取り組みの第一段として、郵便局窓口社員を対象に、「やさしい日本語」研修が10月31日開催されることとなった。開催される会場は、浜松郵便局6階かんぽ生命保険会議室となる。参加者は、浜松市内・湖西市内の郵便局窓口社員などの約20人となる。この研修の目的は、「やさしい日本語」の考え方や、「やさしい日本語」を用いた接客方法等を学び、研修後に各郵便局窓口で活用することとなる。

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