愛知県は介護職就職希望の定住外国人を支援、給与支払いで座学等

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愛知県は、介護職への就職を希望する定住外国人を支援するため、給料を支払いながら座学と実習を行う事業を実施する。

愛知県では、人材が不足する介護分野において、定住外国人を対象に、正規雇用に向けた就職支援事業「介護分野外国人就職支援事業」を2018年度から実施している。この事業では、介護分野への就職を希望する離職中の定住外国人を雇用し、毎月給与を支払いながら日本語教育研修、介護職員初任者研修及び職場実習を実施することで、定住外国人に必要な知識・技術を習得してもらい、介護事業所での正規雇用へとつなげていくことを目的としている。

今回は、本年度2回目となる介護職への就職を希望する定住外国人の募集が開始された。募集対象者は、「現在失業中の定住外国人」「カタカナ・ひらがなでの読み書き、一定の日常会話が可能な日本語能力を有している方」「介護職員初任者研修又は同等以上の資格を保有しておらず、かつ当該資格に係る研修を受講中でない方」「介護職として県内介護事業所での正規雇用就職を希望する方」の全てを満たす者となる。募集人数は16名となり、県委託事業者による面接及び筆記試験により決定される。県委託事業者は、株式会社アバンセライフサポートとなる。

雇用期間は、2022年10月3日から2023年2月28日の5か月間となり、うち2か月は職場実習期間となる。職場実習場所は、愛知県内の介護事業所となる。労働条件は、1か月の給与(20日間勤務を想定)は、座学:163,040円、実習:182,880円及び交通費となる。社会保険及び労働保険にも加入する。

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