日本の外務政務官がソロモン諸島訪問、中国との安保協定で

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日本の外務省は、上杉外務大臣政務官がソロモン諸島に4月25日から27日の日程で訪問することを発表した。

上杉謙太郎外務大臣政務官は、自衛隊機でソロモン諸島を訪問する。今回の訪問では、ソロモン諸島政府要人との間で、日本とソロモン諸島との間の伝統的に良好な関係に基づき、二国間関係の強化や国際場裡における協力について意見交換を行う予定である。上杉政務官の出張日程は、4月25日に入間基地を出発し、ソロモン諸島の首都ホニアラに到着する。27日にはホニアラを出発し、帰国する予定である。

なお、4月22日に開催された外務大臣会見の際に、記者から「ソロモン諸島が中国と安保協定を結んだことによって、あの海域での中国の影響力が増すのではないか、というような懸念が上がっておりますが、大臣のこれに対する受け止めと、また、政府として、何らかソロモンに対して、働きかけを行っていく考えがあるかどうか、お聞かせください」との質問が行われていた。

この質問に対して林大臣は、「協定につきましてですが、現時点では、全容が明らかにされておらず、詳細は確認中でございますが、太平洋地域全体の安全保障に影響を及ぼしうるものであると考えておりまして、我が国としては、懸念を持って注視をしておるところでございます」との旨の見解を示していた。

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