富山県は逆さ地図の販売委託店募集、中国・ロシア等に地政学な意味を有する地図

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富山県は、県の刊行物である「環日本海・東アジア諸国図」(通称「逆さ地図」)の有償頒布を行う販売委託店の追加募集を開始した。

「環日本海・東アジア諸国図」(通称「逆さ地図」)は、県が国土交通省国土地理院長の承認を得て作成した地図を転載したものである。この「逆さ地図」は、中国やロシアなどの対岸諸国に対し、日本の重心が富山県沖の日本海にあることを強調するため、従来の視点を変えて北と南を逆さにし、大陸から日本を見た地図としているものである。平成6年に初版が作成されていたが、近年の富山県の近隣諸国との交流圏が拡大してきていることや、近年の交通網の整備状況などを反映したものとするため、平成24年に改訂版が作成されていた。

現在では、富山県刊行物センターとその他販売委託店10か所で販売されているが、より多くの者に販売し、県の取り組みの普及につなげることを目的として、販売委託店が追加募集されることとなった。

販売委託店となることができるものの資格は、『逆さ地図を販売できる店舗を国内に有している者』『販売代金から委託手数料を差し引いて得た金額を富山県の指定金融機関(北陸銀行)にて納入することが可能な者』『刊行物である逆さ地図を販売する店舗として適切であると富山県が認める者』となる。委託手数料は、売上一部につき、販売代金(一律定価300円)の20%の60円となる。

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