海保は巡視船を東南アジア派遣、ベトナム・インドネシアと連携訓練

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、海賊対策のために巡視船えちごを東南アジア海域に派遣し、ベトナム、インドネシアとの連携訓練を実施することを発表した。

海上保安庁では、平成12年から海賊対策として東南アジア周辺海域に巡視船を派遣していた。これらの派遣が行われていた理由は、海賊をはじめとする脅威に対して、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を実現することは地域の平和・安定を支える上で不可欠なものであり、東南アジア海域では海賊・武装強盗事案が引き続き発生し、特にシンガポール海峡では1991年以来の高水準の発生件数となっており、コロナ禍にあっても海賊等事案への対処の取組を沿岸国とともに継続していく必要があるとしている。

今回は、令和4年1月14日から約1か月間、巡視船「えちご」を東南アジア海域に派遣し、公海上でのしょう戒を実施する。派遣中には、ベトナム、インドネシアとの連携訓練の実施を予定しており、連携・協力関係の強化を図る。なお、新型コロナウイルスの影響により、外国の港には入港せず無寄港で実施する予定である。

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