日本は中国・韓国との共同体意識の向上で環境教育シンポジウム開催

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日本の環境省は、日本・中国・韓国の間における共同体意識の向上などを図ることを目的として、『第22回日中韓環境教育ネットワーク(TEEN22)シンポジウム』を11月26日にオンラインで開催する。

「TEEN: Tripartite Environment Education Network」は、環境共同体意識の向上を図るために、日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)の下に合意された共同プロジェクトの1つである。今回開催されるシンポジウムの主催は環境省、協力は日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)、問合せ先は公益社団法人日本環境教育フォーラムとなる。使用される言語は、日本語、英語、中国語及び韓国語となる。

予定している主なプログラムは、テーマを『2050年に向けた私たちの選択~脱炭素社会の実現のために~』として、「主催者挨拶」「日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)の概要紹介」「学術報告」「実践報告」「ラップアップセッション」「基調講演:持続可能な開発のための教育(ESD)地域創生や脱炭素社会をめざす人づくり」「クロージング」が行われる予定である。

「学術報告」では、中国から「中国のカーボンピークとカーボンニュートラル化政策の概要と低炭素社会の実践」、韓国から「韓国の教育カリキュラムにおいて教科として環境を学ぶ重要性に関する研究」、日本から「ESDの指導者を養成するESDティーチャープログラム」がそれぞれ報告される。

「実践報告」では、中国から「将来の選択 コミュニティレベルでのカーボンニュートラルな教育と実践」、韓国から「エコロジカル・シティズンシップ教育による気候危機への対応」、日本から「千葉大学学生EMS委員会の活動について」がそれぞれ報告される。

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