このページの所要時間: 約 0分53秒
日本の外務省は、インドネシアとベトナムにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、約100万回分の新型コロナウイルス・ワクチンを、インドネシアとベトナムにそれぞれ供与することを発表した。
ベトナムに供与するワクチンは、15日に日本から出荷され、16日早朝にベトナムに到着する予定となっている。日本政府は、ベトナム政府にすでに約200万回分を供与しており、今回の分を加えると合計約300万回分となる。なお、現時点のベトナム国内は、約810万回分のワクチンが到着したのみであり、ベトナムにおけるワクチン接種率は人口比で約4%程度に留まっている。
インドネシアに供与するワクチンは、15日に空輸される予定である。日本政府は、インドネシア政府にすでに約116万回分を供与しており、今回の分を加えると合計約200万回分となる。なお、現時点でのインドネシア国内では、ワクチン接種回数は5,140万回で、インドネシア政府が必要とする回数の3億6,000万回の14.3%程度に留まっている。