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北海道は、円滑な外国人材の確保を支援する取り組みを実施しているが、事業者などからは、外国人雇用の企業や登録支援向けへの助成金交付、外国人向けに行政から冬季の燃料手当、Wi-Fiの無料提供やWi-Fi代の補助などの支援の声があることが明らかになった。
北海道では、様々な業種において人手不足が深刻化しているため、外国人材の採用経験がない又は新たな採用ルートの開拓を希望している道内事業者等を対象として、採用相談会を開催して円滑な外国人材の確保を支援する取り組みを実施していた。この取り組みを総括する報告書が作成するために、セミナー参加者や出展事業者などに対して行ったアンケートが行われた結果、求められている支援の内容が明らかになった。
求められている支援は「受入企業の負担も多いので、受入企業にも支援をお願いしたい」「北海道海外人材待機費用緊急補助金を、水際対策が終了するまでの間、延長して欲しい」「多くの企業は外国人に対する『使い捨て』の印象が強いので、採用後のサポート制度を改善してほしい」「外国人雇用をする企業や登録支援向けの助成金(人材紹介料の支援、登録支援機関への支援委託費の補助など)、日本語の教育を充実させるための支援、北海道で暮らし働く外国人向けに行政から冬季の燃料手当、Wi-Fiの無料提供やWi-Fi代の補助、のような助成金の充実を支援いただきたい」「今現在世間に広がっている技能実習生に関するネガティブなイメージを払拭できるような対策を施してほしい。真面目に働いている実習生や、しっかり監理をしている企業・団体をもう少し取り上げていただきたい」などとなっていた。