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東京都は、コロナ禍においても外国人旅行者が一日中楽しめる環境の提供を推進するため、訪都外国人旅行者の誘致を目的とする富裕層向けコンテンツの開発と情報発信を行う事業者に、最大で2,500万円投入の助成を実施する。
東京都と公益財団法人東京観光財団では、観光消費の視点から高い効果が期待される夜間の時間帯を活かした観光資源の開発・発信を推進してきた。今年度より、東京を訪れる外国人旅行者が一日中楽しめる環境の提供を推進するため、早朝の時間帯を新たに加えた「夜間や早朝の時間帯の観光振興」を推進している。
今回は、民間事業者が実施する今後の取組を対象に、助成金を投入する事業「令和3年度 富裕層向け夜間・早朝 観光コンテンツ開発支援助成金」が実施されることとなった。
助成対象事業となるのは、訪都外国人旅行者の誘致を目的とする富裕層向けコンテンツの開発・情報発信に係る『新たな体験やサービスを提供し、訪都外国人旅行者の誘致に資するもの』『都内における食、文化・芸能体験、自然、スポーツ・エンターテイメント、ユニークベニューなどのテーマに沿った富裕層が価値を感じる質の高いコンテンツ』『夜間・早朝の時間帯の活性化に資するもの』の全ての内容を含む事業となる。
助成対象者となるのは、民間事業者のうち『旅行業法(昭和27年法律第239号)第3条の規定に基づく登録を受け、都内の本店又は支店で実質的な事業活動を行っている事業者』『富裕層向けの観光コンテンツの開発・販売の実績がある事業者』『訪都外国人向けに旅行商品を販売した実績がある事業者(海外の旅行会社・ランドオペレーターを通じた間接的な販売でも可)』の全てを満たす事業者となる。
助成内容は、助成対象経費の3分の2以内となり、助成限度額は2,500万円となる。