静岡県は外国人県民の意識調査、永住予定が約半数、習慣が母国と違う等

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静岡県では、令和3年度に改定する「ふじのくに多文化共生推進基本計画」及び、今後の多文化共生施策の基礎資料とするため、アンケート調査を実施した。

『あなたの在留資格を教えてください』との質問に対しては、永住者が43.4%、定住者が17.0%、技能実習16.9%、日本人の配偶者等6.5%などとなった。

『今後どのくらいの期間、日本で生活する予定ですか』との質問に対しては、日本に永住するつもりが48.2%、今後10年以上が7.0%、今後3年以上10年未満が10.9%、今後1年以上3年未満5.2%、今後1年未満1.7%、どれぐらい日本に滞在するかわからないが24.9%、不詳が2.3%となった。国籍別にみると、日本に永住するつもりは、韓国または朝鮮88.1%、ペルー82.1%、中国62.9%、ブラジル49.3%、ネパール46.7%、フィリピン45.7%、ベトナム21.6%、インドネシア17.4%となった。

『あなたは、日本人から差別されていると感じることがありますか』との質問に対しては、感じる15.2%、やや感じる23.4%、あまり感じない18.2%、感じない27.2%などとなった。

『お子さんの将来についてどのように考えていますか』との質問に対しては、日本で進学・就職し日本で生活することを希望する69.6%、日本で進学・就職するがいずれは母国に戻ることを希望する7.8%などとなった。

『お子さんの教育について、困っていること、困った経験をしたことはありますか(複数回答)』との質問に対しては、困っていること困ったことはない34.5%、日本の学校で教育に必要な費用が高い29.9%、子供の学力が不安19.5%、日本の学校で差別やいじめがある17.7%、学校のルール・習慣が母国と違う16.4%、学校からのお知らせや書類が理解できない13.0%などとなった。

『あなたが、職場でより活躍するためにはどのようなことを希望しますか』との質問に対しては、仕事の指示などを多言語化・「やさしい日本語」化してほしい38.3%、特になし30.1%、外国人に専門的な知識・技術を教える機会を提供してほしい30.0%、外国人も日本人と同様に管理職などに登用してほしい22.6%などとなった。

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