長野県は地域日本語教育コーディネーター公募開始、1時間3,550円

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長野県の県民文化部文化政策課 多文化共生・パスポート室は、地域の多文化共生を推進する取り組みの一つとして、地域日本語教育コーディネーターの公募を開始した。コーディネーターへの報酬は、1時間あたりの単価が3,550円となる。

長野県の見解によると、県内に暮らす外国人の増加が続く中、地域の多文化共生を推進するためには、外国人の日本語学習を地域の活力につなげることが重要であるとしている。そのため、事業推進の担い手として、総括コーディネーター1名及び県内4圏域に地域日本語教育コーディネーターを各1名配置し、地域における日本語教育に関する相談対応や助言、モデル日本語教室に係るコーディネート、日本語教育関係者のネットワーク化を目指したイベント等を実施することで、地域日本語教育の推進を図ることを決定した。

地域日本語教育コーディネーターの業務内容は、総括コーディネーター及び県の指示に従い、担当地域の日本語教育を推進するため「モデル日本語教室運営のコーディネート(シラバス作成、日本語教育人材に対する指導、運営サポート等)」「市町村及び日本語教室等への訪問による現状把握、意識啓発(取組促進)」「市町村及び日本語教室等からの地域日本語教育に係る相談対応及び助言」「新規日本語教室の設置に向けた啓発及び支援」「モデル日本語教室を中心とした地域内ネットワーク化を図るための関係機関への訪問等」「日本語教育人材等の発掘」「その他、担当地域の地域日本語教育の推進に必要と認められる内容」の業務を担う。

報酬は、毎月提出する活動報告に基づき、1時間あたりの単価を3,550円として計算して支払われる。なお、支給上限は、県の予算の範囲内とし、具体的には活動依頼期間で累計253 時間までとなる。旅費は、毎月提出する活動報告に基づき、費用弁償により支給される。

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