日本はフィジー・パプアニューギニア・トンガと防衛協力推進へ

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画像提供:防衛省・自衛隊
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日本の防衛省・自衛隊は、日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)準備会合を、テレビ会議形式で3月3日に開催した。

日本政府では、太平洋地域との防衛協力を深化させるため、フィジー、パプアニューギニア、トンガの3か国の国防相らを招いた閣僚級会合「日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)」を、去年4月に開催する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催を延期させていた。今回は、この大臣会合の準備会合が開催されることとなった。

この準備会合には、日本側から松川防衛大臣政務官と野口防衛政策局次長、太平洋島嶼国からは、ドゥムクロ・フィジー国防省副次官代行、ジョン・パプアニューギニア国防省政策局長、ウラカイ・トンガ国防軍副参謀長が出席した。冒頭に松川政務官から、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催が延期となったJPIDDについて、世界的な感染状況を踏まえつつ、適切な時期に開催し、災害対応、気候変動、海洋安全保障等の共通課題について意見交換するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に向けて、防衛協力・交流を深化していきたい旨が述べられた。

準備会合においては、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ、感染症対策、HA/DRと気候変動、海洋安全保障の分野における防衛当局の役割等について意見交換が行われ、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、二国間・多国間の防衛協力・交流を引き続き推進していくことで一致した。

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